ごきげんよう、ハイテクです。 今年も夏が過ぎ去りました。さすがに直前一週間に合宿入れられるとしねますよね。体力の限界を超えるぜ。 そんな中になんとか出したらしいArteOGL.framework rev.3をLily@部室に入れときましたので、それの解説っぽいのを。 スクリーンショットその他は Lily@部室(iMac 24inch)を用いて撮ってます。 &br; *** 開発を始める、新規プロジェクトの作成 [#l516f96b] まず、Xcodeを起動します。 XcodeはMacOS XについてくるIDE(統合開発環境)で、EclipseとかVisualStudioとかに相当するソフトウェアです。 内部ではgccだとかgdbだとかが動いているような気がします。が、特に意識せずとも使えるので気にしないでいいでしょう。 #ref(ピクチャ 1.png) &br; 起動してウエルカムメッセージを無視して閉じます。 続いて、「ファイル」メニューから「新規プロジェクト」を選択します。 #ref(ピクチャ 2.png) &br; プロジェクト作成のアシスタントが表示されます。 このマシン(Lily)には既にArteOGL.framework rev.3が導入されているため、左枠にUser TemplateとしてArteOGL.fwの項目が増えています。 「ArteOGL.fw」を選択し、用いるテンプレートを選択します。 今回は「ArteOGL GameApplication」を利用します。 #ref(ピクチャ 3.png) &br; 「選択」を選ぶとプロジェクトの名前と保存先を聞かれるので、適宜に入力してください。 プロジェクト名については、後で変更することもできなくはないのですが激しく面倒なので、慎重に決めてください。 ここでは~/Program/以下に作ってますが、これは完全に個人的な趣味です。 普通は~/Document/あたりに作るのかも?でも、プログラマさんとしては他の書類と混ざるのやだしなぁ、、、 #ref(ピクチャ 4.png) &br; はい、出来上がり。 Xcodeテンプレートにより、導入がとても楽になりました。 #ref(ピクチャ 5.png) &br; これを実行します。 「実行」メニューから「実行」を選ぶか、コマンド+Rのショートカットキーで実行です。 真っ黒なウインドウが表示されれば成功です。 #ref(ピクチャ 6.png) &br; さすがに黒一色では面白くないので、少しコードを追記しましょう。 ArteOGLSampleController.mをダブルクリックしてエディタを開き、 - (void)ArteOGL:(id <ArteOGLViewProtocol>)view registerAsDelegate:(id)controller{ [super ArteOGL:view registerAsDelegate:controller]; //write your code here. } の部分に追記します。 - (void)ArteOGL:(id <ArteOGLViewProtocol>)view registerAsDelegate:(id)controller{ [super ArteOGL:view registerAsDelegate:controller]; id obj; obj = [ArteOGLString objectWithString:@"Hello, ArteOGL.fw!" grayscale:1.0 fontsize:32]; [view setObject:obj]; } id型の変数、objを宣言。そこにArteOGLStringを作り、代入しています。 その後にview(ArteOGLView)のsetObject:を呼び、配置しています。 id型は万能型。Objective-Cの特徴です。 JavaだとObject型に相当しますが、自由度が比較になりません。 Cだとvoid *型に相当する?のですが、日常度が比較になりません。 今回の場合はArteOGLString *型でも良いのですが、長々と書くのが面倒だったのでidを使いました。 さておき、再度、実行します。 「実行」はビルド(コンパイル+リンク)も自動でやってくれるので便利です。 #ref(ピクチャ 7.png) &br; Hello, ArteOGL!が表示されましたね。ばっちりです。 &br; (書き途中