前回:COM講座第3回
WSH(Windows Script Host)からC#のクラスを呼んでみます
WSHは簡易に書けてウィンドウズ上で起動することができるスクリプトファイルのことです
WSHはVBScriptとJScriptの2通りがあります
主にバッチ処理やウィンドウズの環境設定回りに用いられます
サンプル:
VC#側 Component.zip
WSH側 wsh.zip
VBScriptとJScriptの違いは文法が若干違うだけで使える機能的には
ほとんど変わらないので好きなほうを使えばいいと思います
C#でのCOMコンポーネント作成のところまではCOM講座第2回と同じなので省略します
それぞれテキストファイル(.txt)で書きこんで保存します
VBScript
Dim test Set test = CreateObject("Component.TestCom") WScript.echo(test.Add(10,30)
JScript
var test = new ActiveXObject("Component.TestCom"); WScript.echo(test.Add(10,30));
ProgIDを指定してオブジェクトを生成して
C#のクラスのメソッドを呼び出します
保存後、名前の変更でファイルの拡張子を
VBScriptは拡張子(.vbs)に変更します
JScriptは拡張子(.js)を変更します
実行にはそれぞれのスクリプトファイルをダブルクリックします