プログラムで何か処理をさせる上で アルゴリズムと同様に大事なものに データ構造と呼ばれるものがあります アルゴリズムが処理をする方法だとすると データ構造は処理をさせやすいようにデータを格納するものだといえます うまいアルゴリズムとデータ構造の組み合わせだと 素晴らしく処理が早かったり、処理がしやすかったりします ただし、下手なアルゴリズムとデータ構造の組み合わせは 自分の首を絞めかねません この講座では データ構造の使い方についてみていきたいと思います といってもせいぜい リスト、木(ツリー)、配列くらいですが・・・ 俺が作った実践的なサンプル とともに見ていくとしましょう 作り方とか中身についてあんま理解できなくても大丈夫です 正直なところ、データ構造などに関して言えばSTL(スタンダートテンプレートライブラリ)という 便利で安全なクラスがすでにC++には標準で存在しています なので、ただしいデータ構造の使い方と そのデータ構造の意味を知ることのほうが大事だと思います あと汎用性を持たせたクラスなので 理解するにはテンプレートの知識が必要です テンプレートのほうの説明は そのうちC++基礎講座編に補足で 追加するかもしれません